慶應義塾大学病院にて告知される
慶應義塾大学での初診の際、
「次回は家族を連れてきてね。できれば親御さんも。」
とツレは言われていました。
そのため、再診時から配偶者の私、ヨメも同行することになりました。
実は今までの病院はすべてツレ一人で受診していたのです・・・ごめんよツレ(´;ω;`) 辛かったよね・・・
本当は姑さんも呼ぶべきだったけど、そんなに深刻な告知ではないと思い、端折ってしまいました。
転院履歴をおさらい
おおまかですが、以下が今までの転院履歴です。
8月初旬
近所の神経内科を初診する
メディカルスキャニングセンターの紹介状を受け取る
メディカルスキャニングセンターにてMRIやレントゲンを撮る
8月中旬
近所の神経内科を再診する
日本大学病院の紹介状を受け取る
日本大学病院を初診する
慶應義塾大学病院の紹介状を受け取る
9月中旬
慶應義塾大学病院を初診する
9月下旬
慶應義塾大学病院にて告知される
では、慶大病院にて告知された内容です。
病名
脊髄腫瘍(脊髄髄内腫瘍)
病気については、大学病院の公式サイトに詳細が載っています。 kompas.hosp.keio.ac.jp
腫瘍の状況
横から見た腫瘍
中央に座薬のように白く写っているのがすべて腫瘍です。
うなじから首にかけて、大きさは縦に10センチ程度。
より頭に近い部分、頸髄にも少し達しています。
すべてきれいに脊髄の中にできており、
手術は脊髄を切り開いて、さけるチーズのようにとっていくのだと説明がありました。
よくもまぁ、こんなにも育て上げたものです(´;ω;`)
医師からの説明をかいつまんで
混乱した状態でやっとこさ引き出した情報ですが・・・
質問を整理する余裕もありませんでした。
腫瘍は良性か悪性か?
脊髄の中にできる腫瘍は良性の場合が多い。
今回もおそらく良性だと思われるが、腫瘍をとってみてから検査してみないと確定できない。
悪性の可能性もゼロではない。
事前の検査で良性か悪性かわからないのか?
この病気の場合、事前の検査はしない。
開いてみないとわからない。
(理由は詳しくはわかりませんでした。おそらく脊髄の中なので、検査であろうと傷つけるようなことはできない、ということなんでしょうかねぇ・・・)
腫瘍の原因は何?
おそらく先天性のもの。
小さい時から種があり、年々成長しここまで大きくなった。
大きくなったことで神経が圧迫され前兆の症状がでたと思われる。
後遺症は残るか?
神経の中を切り開いて腫瘍をとるため、神経が傷つき何らかの後遺症が残る可能性がある。
神経と腫瘍の癒着が激しい場合腫瘍を取りきれない可能性もあるし、その場合は手術が複数回になる可能性もある。
それは開いてみないとわからない。
手術はいつになる?
現在、手足が麻痺するなどの症状が出ていないため、症状は経度といえる。
そのため手術の緊急度は低いといえるが、摘出しないと身体に悪影響がでることは間違いない。
慶大は全国から手術待ちの患者が集まるため、緊急度からすると手術は半年で順番が回ってくると思う。
以上、医師からの病気の説明でした。
説明をききながら、私は涙が止まらなくなってしまいました。
この時は、未来を悲観したというよりも・・・
びっくりして、一人でプレ告知や検査を受けていたツレに申し訳ない気持ちだったのです・・・